Spots & Experiences

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春国岱

春国岱(しゅんくにたい)は、根室湾と風蓮湖の間に横たわる長さ8km、最大幅1.3kmの細長い島です。周囲を海と湖、干潟に囲まれ、海岸草原、湿原、森林などの多様な環境が一まとまりになって存在します。数百を超える野鳥を観察できる根室を代表する自然の宝庫です。名前の由来は、アイヌ語の「shunku-nitai」(エゾマツ林)から来ており、世界に2例しかない、砂丘上に自生するアカエゾマツの純林を見ることができます。
※記事の内容は2023年時点の情報になります

野鳥の楽園

春国岱原生野鳥公園では、これまで250種類前後の野鳥が記録されており、その9割を渡り鳥が占めています。特別天然記念物のタンチョウや天然記念物のオジロワシが繫殖するなど、日本有数の野鳥の楽園として知られています。

多様な植生

春国岱には、7つの自然環境(①広葉樹林、②針葉樹林、③草原、④湿原、⑤湖沼・川、⑥干潟、⑦塩性湿地)が存在し、北海道の自然のエッセンスが詰まっているといえます。このバラエティに富んだ自然により多様な植生が見られ、過去に280種類前後の植物が記録されています。

自然観察路

湖沿いに針葉樹林に向かう海岸を歩くコースや木道が整備されています。エリア内には、5つの自然観察路があり、コースごとに様々な春国岱の表情を観察することができます。

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