赤レンガづくりの塔の上に、どんぐりのような形の丸い屋根。明治公園のサイロ広場にある3基のサイロは、昭和7年と昭和11年に建設され、かつて実際に使われていたサイロです。
明治8年に国内で2番目の国立牧畜場として創設された牧場の跡地である、明治公園。その名残がこのサイロたち。3基のうち第一サイロは高さ15m、直径6mと国内最大級の大きさを誇り、その歴史的価値から近代化産業遺産にも認定されています。
重要な広々とした公園は緑豊かで、晴れた日には散歩やピクニックも楽しめます。心地良い風を感じながら、根室の歴史に思いを馳せて。